Goshi Uhira ”COSMOS OF SILENCE"
モノクロームを基調とする精緻かつ静謐な仕事で国際的に
活躍の場をひろげる、気鋭の現代美術家・デザイナーの
宇平剛史(うひら・ごうし)。彼のこれまでのアートワークと
デザインワークで構成された初の作品集が、ORDINARY
BOOKSより刊行。宇平の生い立ちから今後の実践へと
展開するインタビュー「静かで遅いイメージ─繊細な
領域を知覚する」、美術批評家の沢山遼による論考「肌理
の倫理」、美学者の星野太による文章「愛の設計」を収録。
巻末には、造本時に採用したさまざまな紙の仕様を掲載。
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宇平剛史|Goshi Uhira
現代美術家・デザイナー。東京を拠点に活動。1988年福岡県福岡市生まれ。
東京都立大学(旧首都大学東京)システムデザイン学部インダストリアルアート学科修了。
人の皮膚がもつ無限の肌理を高精細のグレースケール写真で提示する連作《Skin》や、
数千個のガラスの球体を用いたインスタレーション作品《Glass Balls》などを発表している。
2021年に横浜市民ギャラリーで個展「Unknown Skin」、2020年にNADiff a/p/a/r/tで
「呼吸する書物|Breathing Books」を開催。2020年に3331 Arts Chiyodaで開催された
3331 Art Fairに参加し、小池一子賞を受賞。装幀を手がけた主な書籍に、星野太
『美学のプラクティス』(水声社、2021年)、沢山遼『絵画の力学』(書肆侃侃房、2020年)、
荒川徹『ドナルド・ジャッド』(水声社、2019年)、横田大輔『Vertigo』(Newfave、2014年)など。
https://www.goshiuhira.com